オフィスの天井はなぜあの模様なのか
オフィスの天井などをみると、白くて黒いひび割れの模様が入っている。なんでこんな模様なんだろと長年思っていた。
昔学校の音楽室の壁が穴だらけなのは、吸音効果があって音が跳ね返らないようになっているという話を聞いたことがある。しかし天井のあの模様の形ではあまり効果なさそう。
で、ネット調べてみた
なんでも書いてあるなあ。なんと、ボルト(皿ネジ)の頭が目立たないようにあの模様だったのだ。
で、天井を見てみると「ホンマや。たくさんある。」改めてボルトの数えてみると、7,80センチ四方の一枚の天井ボードに実に10個以上のボルトがついている。全然気づかなかった。ぜひとも一回じっくり見てほしい。
ボルトの量が増えても少しずれても気にならない。職人さんは気遣いなくバリバリ仕事ができる。天井ボードメーカーすごい。
前職の会社では昔黒いボルトを使っていたが、
「ハエが止まっているみたい」という役員の鶴の一声で、カバー関係の設計をネジをいかに見えないように、少ないように、いかにハエが止まっているようにに見えなくするかで仕事量が異常に増えた経験がある。(見えるボルトの色は黒からメッキに)
塗装を天井ボード模様にすればよかったんじゃないかと今更思う。(それはそれで間違いなくクレームつきそうだが、)
しょうもないことだがこういった知識が機械の設計にも役に立つことが来ると思う。(ホンマか?)