自社開発のすすめ

 製造業である場合、既存の設備だけでは不満があることがある。市場にある機械は誰でも使える汎用性重視で設計されているので、ある特定のモノを加工するにはどうしてもムダが多くなってくる。で、市場にない機械が欲しくなる時がある。そんな時にはその設備を社内で作るべきである。

PexelsによるPixabayからの画像

なぜ自社開発なのか

理想の機械が持てる

 前言したように市場にある機械は汎用品のため自分たちだけに最適化されていない。そもそも売っていない機械を作るので、理想の機械、効率の良い機械が持てる。これは世の中にないオンリーワンの機械であり、その分野で一番となれるのである。

進化できる

作ってみて、使いにくいところ、もっとよくできることがわかると自分たちでどんどん改善ができる。

コスト

設計料:新しい機械をよその機械メーカーに作ってくれと依頼した場合、設計料(人件費)などベラボーにとられる。その点自社開発なら今までの給料+開発を教える人(たとえば私[PR])に払う微々たるお金で済む。

調達コスト:部品調達に関して機械メーカーは材料費+利益を載せてきますが、自社でやれば材料費、加工賃、購入品代金だけ。機械部品というのは鉄の塊の場合が多いですが、鉄の値段x重さではありません。ほとんどが加工賃と利益。

人材育成

社内でつくってみればその技術(機械製作能力、電気、制御技術)ができる人間が育つ。

うまくいって評判がよかったら売れる

売れるようだったら同業他社に売ってしまうこともできます。オンリーワンではなくなりますが、

再利用可能

自分たちで作った機械なので、中身をよく知っている。だから、必要なくなったらばらして次の機械をつくる部品にしてしまえる。

これだけメリットがある。

オンリーワンの機械、設備を一緒につっくりませんか?[PR]

Trong Anh NgoによるPixabayからの画像

↑こんなところで仕事したい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

練条シミュレーション

次の記事

つり革事情