プレス加工

プレス加工というのは金型を使って鉄の板にいろいろな形状の穴をあけたり、曲げたり、絞ったりする機械加工である。プレス加工自体は専門書があるので参考にすれば誰でもわかる。プレス加工のメリットは加工速度が速い、均一な製品ができる、そこそこ精度の高いものが作れる。などいろいろある。しかし、この加工法でどういった部品を作るのかこれには設計者のセンスがいる。プレス加工にするからにはそのメリットを生かした部品設計が必要だ。

かずなり777さんによる写真ACからの写真

想像力と立体で考える能力をフル活用

 プレス加工では、工程を追加することによって、機能も追加することができる。 今まで3つの部品で作って一生懸命精度を出して組み立てていた部品も一個の部品で置き換えること。や、今までフライスで削りまくっていた部品もプレス加工でできる可能性が出てくる。

 どこを曲げて、どこにバーリングを入れるのか、それは平板に展開できるのか。立体的な部品を作ることができるが、立体で考える力がないとまだない部品を想像するのが難しい。3D-CADがあっても頭にない部品は描けない。

 加工業者さんとできる、できないの議論をつみ重ねていき、最高の部品を作る。実に楽しく、クリエイティブな加工方法なのだ。私が大好きな加工方法である。

プレス加工部品の設計一緒に考えませんか。 

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