軍手つくる機械
軍手はどうやって作っているのか
軍手、ホームセンターや「働く人のお店」で束になって売っている軍手。5本の指があって、手首部分にゴムが入っており、黄色や緑、茶色の糸が手首のところにかがってある軍手、よくできています。
実はこの軍手、とある機械に素材の糸を供給しておけば全自動でどんどんできてきます。私も若いころ東海地方の工場で機械が動いているのを見たときは「ウオー」っと叫びそうになりました。素晴らしい機械です。
その全自動機を作ったのが日本の島精機という会社で、全自動手袋編み機は創業者の島正博氏が一人で発明した機械なんです。
島精機のホームページの中のDNAというページに詳しく書いてありますので詳細は省きますが、すごい方です。
そのページに書いてある言葉が↓
ないものは自らつくりだす「もの創り」への情熱と
「できないとは口にしない」、「絶対にやり遂げる」という不屈の精神のもと
SHIMA SEIKI ブランドの製品は、お客様に安心と信頼、
そして満足を提供してきました。
株式会社島精機製作所 ホームページより引用
素晴らしいお言葉です。開発者の精神がよくわかります。私たち開発者はこの言葉を忘れてはなりません。すごい人がすごい機械をつくる。
島精機という会社ほかのメーカーには見ないいろいろなことを実現しています。現在ホールガーメントという無縫製で服を作る機械を作っていてこれも世界初。これはまた別の機会に紹介したいと思います。
私は繊維機械マニアなので「繊維機械はすごい」シリーズでブログ何本か書けそう。